“コットンはインドのオーガニックコットンを使用しています。
” マディヤ プラデーシュ州で栽培されたオーガニックコットンを使用しています。
インド中央部にある広大な州です。
コットンは元々インドで誕生した素材と言われているほど綿栽培の歴史が古く、綿の栽培が行われてきました。 綿花は、熱帯および亜熱帯の気候下で生育する植物です。インドの気候が、綿花栽培する条件に適している為に、 古木から栽培されて、生産量も世界有数の生産量となっています。
18世紀ごろ、ヨーロッパには、綿花の栽培と綿工業が無かった為、インドからやってきた綿織物は大変な人気を博しました。 インド綿の普及によって、他の原料が売れなくなったイギリスでは、綿の輸入を禁止する事態となります。
また、インド綿の良さを知ってしまった イギリス人は、自分たちで栽培を始めます。 それが、綿製品の大量生産(世界中が綿製品を知る)をもたらす産業革命のきっかけになったと言われています。
<インド綿の特徴>
繊維が太くて、適度な硬さを持っているので、コシがある。弾力性、保湿性、吸湿発散性、耐久性に富んでいて、通気性が良い。
<オーガニックコットン>
“インドはオーガニックコットンの生産量No.1を誇る国です ” 「化学薬品を使用しないで栽培された綿花から作られるコットン素材」国際的な認証を取得したもののみが正式に認められます。
認証には、GOTS(オーガニック・テキスタイル世界基準)や、国際NPOのテキスタイルエクスチェンジが保有するOCS (オーガニック・コンテンツ・スタンダーズ)などがあります。
今回のオーガニックコットンはGOTSの認証を受けています。 遺伝子組み換えの種を使わない、農薬や化学肥料を3年以上使っていない土地で栽培するなど、厳格な基準で調査します。 認証では、綿花だけでなく、最終製品までの製造工程にも基準が設けられています。
オーガニックコットンは、綿花全体のわずか1%未満と言われています。 普通のコットンに比べて採れる種が少ない。それに加えて、農薬や化学肥料を使わず虫を駆除したり手摘みで収穫したりと 労働コストが高いことに対し、なかなか栽培する農家が少ないのが原因です。
世界のコットン生産量:2.546万トン(2019年~2020年の年間平均生産量)
世界のオーガニックコットン:2019年24万トン、2020年25万トン、平均生産量 24.5万トン(シェア約0.98%)
なぜオーガニックコットンが良いか?
オーガニックコットンは、「自然環境や栽培に携わる人にやさしい素材だから」です。